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y.
/2021

デザインを形にするというコンセプトで私E.と建築家の西国さんとでユニット(ceee design)を組むことになり始めたプロジェクトです。
マンションのフルリノベーションの依頼を受け初めて現場に行った際にとても印象深かったのが絶景、広島の川から瀬戸内海に抜ける景色が一望できることですぐ頭に浮かびました。景色に向けて開いていくアールの壁。
そこから流れていくように環境にあっているシンボルツリーとなる樹齢200年のオリーブの木。
現代のマンションでよくある天井の低さのデメリットが難問でしたが、ありきたりな天井を抜くスタイルではなく再度逆に天井を貼り、レールでの照明部分に開口を作ることで抜けている空間と天井との狭間をデザインしました。
キッチンは西国さんの提案で既存の配管を起点に90度回転させることで排水の位置も変えず、今までとはまた違ったスタイルで空間の全体を見ながら料理ができる形にしました。
トイレも一緒で既存の配管を使い、中に手洗いを作らずアールの壁を活かした空間に新たに作成。
家具の要望はお施主さまの意向でテーブルも収納棚も全てさしものかぐたかはしさんに作成して頂きました。

空間design: E.
設計・監理: marco design office  西国由希子
家具: さしものかぐたかはし
施工:(株)沼尾工芸
photo: aiko yuzuki